ロスト メモリー
輝く星も光る月も今は何処にも無いけど
ギアがきしみ鉄が唸り機械化された鳥が歌う
遠い昔に存在した物は
今は何一つ無いけど
語り継れていた争いの記憶が
僕らの中にある
叫び逃げゆく子供達が
足元で永遠の眠りについた その時も…
銃口を向ける兵隊は笑う何も出来ずに見ていた
僕が見つめるのは崩れる町と弱く脆いカケラ達
銃弾一つで弾け飛ぶ体なのに
なぜ争いを求める
やがて消えていく この星の事も
誰も気にもしないだろう
僕らが見ていた瞬間は
きっと僕らが生まれてきた罰なんだ 償えない
星を月を花を愛した大切なアナタは今何処に
ギアが欠けて鉄が朽ちる壊れたスピーカーが叫ぶ
輝く星も光る月もどこかに今もあるはずだ!
僕は今ギアを軋ませながら探す
そこにあったはずの希望を
制作話
(ツイッターのログ流用)
ロストメモリーの歌詞自体は
五年近く前から替え歌として作った物で
その後適当に鼻歌レベルでメロを付けていって
ある意味年月をかけて熟成した物だったりする
最初のタイトルは「Machine being」で
タイトル自体は
ポルノグラフィティのHuman Beingからパクった(替え歌したのは別の曲)
本家が人間についての歌だったから
真逆の機械やロボット、アンドロイドを題材にした
科学が発展すればする程凶器が生まれて人の狂気が増す
そして更に優れた凶器が生まれる
つまり人は自分達で自分を殺す道具を作る
感情が無いからこそ、無駄な発展だと道具の方が先に気付く
気付いても道具は命令にしか従えない、行動の無意味さに呆れる
そして最後に残ったのは道具と草木が亡くなった廃墟
戦争が終わって壊れた道具は機能停止を待つ
まぁよくある「感情の無い物に生まれる感情」
「機械化された鳥」や「壊れたスピーカー」は
偶然にもボカロを指してるようにも取れたので
やっぱ人よりもグミさんに歌ってもらって正解だった
動画にある花はアネモネのつもり。
花言葉は花言葉は
「はかない恋」
「薄れゆく希望」
「辛抱」
「待望」
「期待」
「可能性」
あと色毎にもあるらしく
赤は「君を愛す」
紫は「あなたを信じて待つ」
分かり辛いですが動画の花の色は赤と紫の中間の色で両方の言葉を表してます
(流用終了)
コレが歌詞と動画に関しての話
んで曲自体は楽譜読めないし理論知らないので
ドラムパターンを最初に作って
そこにボーカル部分を重ねて
なんとなくの全景を作る
ベースを並べる
ココは理論とかコード進行とか出てくるので
音符を置いたら再生して確認を一音ごとに続ける当然ギターも同じ方法で打ち込む
そして歌ってみたの収録でも使ってる
Reaperに曲のmidiを放り込んで
ギターとベースはVSTiで音を変更
最初はギターは1トラックで全て演奏させてたが
間奏部分でエフェクターを変えたかったので間奏とメインを分離
更にメインギターのトラックをコピーして1オクターブ上を演奏
ドラムは内蔵音源で十分だったので
…別にPCの処理能力が足りなくてギターベースドラム全部にVSTi入れると
Reaperが落ちるからではない音が好みだったからだ
ドラムパートだけのmidiファイルを作って
iTunesに放り込んでwavファイルにしてReaperに放り込む
残るはGUMIさんの調整
と言ってもmidiを開いて歌詞を打ち込んで
GENのパラメータを75に変更
あとになってからGRN80前後で中の人に近い発声になると知った(ドヤ顔
そしてGUMIさんもwavファイルで書き出してReaperにドーン
普段歌ってみたの時に使ってるイコライザとかの設定を流用
ノイズゲートとかディエッサーとか要らないのを外して
全体の音量調整して完了
ちなみに音量は全て基本メーター上で-6db前後に設定
(コーラスは-12db)
その後聞きながら微調整
書き出して出来上がり
以上散々長ったらしいロストメモリーが出来るまででした